森の小さな木こり
コゲラはスズメくらいの大きさで日本で一番小さなキツツキです。キツツキは山や森に住んでいる印象がありますが、コゲラは街中にある公園にも住んでいます。
野鳥を見つけるときは鳴き声などの音を頼りにすることが多いですが、コゲラは木をつつく音(ドラミング音)で簡単に見つけることができます。軽快なリズムで木をつつき、樹皮の下にいる虫を食べたり、巣穴を掘ったりしています。小さい体で一生懸命頭を振って木をつつく姿はとてもかわいいです。
同じつがいが同じ場所で繁殖を続けることが多く、一年を通して見ることができるので一度見つけられると長く観察ができるかもしれません。