シジミチョウは種類が多く、外見的特徴が似ている種類が多いので見分けるのが難しい時がありますが、体や複眼の色、羽を閉じたときの羽の裏側の模様の違いで見分けることができます。また、幼虫が食べる草や葉の種類に違いがあるので、どの植物の近くで見たかということも見分ける際の大事な情報となります。
ヤマトシジミの一番の特徴はカタバミの生えているところで見られることで、幼虫は主にカタバミの葉を食べて成長します。カタバミは色々なところに生えているので、そのおかげでヤマトシジミも身近なチョウとして、よく見かけることができます。オスは羽を開くと宝石のような青みがかった色をしていますが、メスは暗褐色をしています。