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稲荷神社

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稲荷神社といえば朱色の鳥居と狐。名前の通り稲を代表とする穀物と農耕の神様として崇められてきました。狐は田んぼを食い荒らすねずみなどの小動物を追い払い、また、そのしっぽが稲穂に似ていることから稲荷神の神使として稲荷神社の象徴となっています。そして参道に立てられたどこまでも続いていきそうな朱色の鳥居をくぐっていくと神聖な場所に一歩ずつ近づいているかのような高揚感を感じますが、多くの鳥居が立てられるようになったのは江戸時代以降のことです。

はじまりは稲の神様ですが、いつしか商業・工業を含む産業全体を司る神様として信仰されるようになりましたが、このことから時代に合わせて神や信仰のあり方を変化させてきた日本人の柔軟な宗教観と農耕文化からの生活の発展と時代の移り変わりを感じます。

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