清流の歌姫
カジカガエルは山地の渓流や湖などに生息しており、指先についた吸盤は流れの早い川や崖で生活するうえで欠かせません。
清流の歌姫と呼ばれるほどきれいな声で鳴くため、昔から和歌に出てきたり、ペットとして飼育されたりしていました。名前もそのきれいな鳴き声が由来しており、鳴き声が雄鹿に似ていることから河鹿(カジカ)と名付けられました。
体は扁平で(水の抵抗が少ない?)、岩のような色をしたカエルです。河原の石と本当に見分けがつかず、写真を撮るために探している時に、そこに居ることに気が付かずに近づきすぎてしまい川に逃げ込む後ろ姿を何度も見ることになりました・・・(もちろん泳法は平泳ぎです)