長い触角と大きなあご
カミキリムシの仲間は長い触角と木に穴を開けるための大きなあごが特徴的です。ゴマダラカミキリは食樹の範囲が広く(成虫は木の皮を食べます)、いろいろな広葉樹で見ることができます。大きなあごは木の皮を食べるときとメスが卵を産むために木に穴を開けるときに役立ちますが、木に穴を開ける生態から、木を枯らしてしまうこともあるので害虫として扱われてしまうこともあります。
幼虫も成虫も木を中心とした生活なのですが、なぜかブラッシングノックアウトというバラにゴマダラカミキリが大量に集まっているところに出くわすことが多いです。ピンクのバラとカミキリの青と黒の体のコントラストはとてもきれいですが、ブラッシングノックアウトにゴマダラカミキリを引き寄せる何かがあるのか、機会があれば調べてみたいと思います。