ガマくん
ぼってりした体で堂々と歩くヒキガエル。体が大きいのでピョンピョン飛び跳ねることは少なく、のしのしと歩いています。ガマガエルと呼ばれることもある大型のカエルで街中でも普通に見かけることができます。
体に毒があるので天敵が少ないためか、近づいてもほとんど驚きもせず涼しい顔をしています。代表的な天敵のヤマカガシ(ヘビ)は毒のあるヒキガエルを丸呑みにしてしまいますが、驚くことにヒキガエルの毒を頸部に溜めて、自身の身を守るのに利用しているそうです。
二十四節季の雨水は2月19日頃から始まりますが、雨水の頃にヒキガエルも冬眠から目覚め始めます。写真のヒキガエル達もちょうど雨水が始まる頃に目覚め、まだ眠たい体で自分が生まれ育った近くの池に向かって歩いていくところでした。